伝統あるヨーロッパをはじめ、世界各国では色々な硝子器が生産されています。
そして、それぞれの国でのガラス器発展の歴史的違いが現代の商品にも影響を与え、
地域別に特色のある商品が作られていますのでご紹介しましょう。
美しい森と湖に囲まれたスウェーデンを中心に展開する北ヨーロッパ・・・ここではフォルムの美しさと機能性を追及した商品が、北欧独特の雰囲気の中で見事に生かされています。
暖かみと落着いた感覚のスモークカラーも特色です。
有名ブランドは、コスタ、ボダ、ホルムガード、イッタラなど。
フランス、ドイツ、イギリスなど、有名ブランドがひしめく中部ヨーロッパ・・・ここは精巧カットを施した格調高い本格クリスタルが特徴で、ラリック、バカラ、ドーム、ローゼンタールなどが、チェコのボヘミアングラスと共に長い伝統を受け継いでいます。
南ヨーロッパのガラス器の中心は、何と言ってもイタリアです。ベニスがヨーロッパのグラス工芸の中心地として繁栄してから約700年・・・その特色は色彩が原色的で細工物の多いところにあります。
有名ブランドは、ビストシ、サルビアティ、ベニーニ、サイボなど。
言うまでもなくアメリカは世界有数の機械工業国です。現在のオートメーションによるグラスの製造もアメリカに端を発しており、従ってその特徴は、大量生産するところにあります。スチューベンなどの高級ガラス器はアメリカを代表するものです。